ワクワクメールは安全?やばい? 公式の「悪質なユーザーの見分け方」は、予定が決まるとすぐLINEへ移る相手を挙げる。サイト外のやり取りのトラブルは運営が対処しないとヘルプに明記
18歳未満(高校生を含む)は利用できません。本記事は、ワクワクメール公式サイトの記載と警察庁などの公的な資料を、確認日時点で書き写したものです。体験談や口コミは使っていません。
先に結論を書きます。ワクワクメールが「安全」か「やばい」かを、数字で確かめられる材料はありません。悪質な利用者がどのくらいいるのかを、公式も公的機関も公表していないためです。確かめられるのは、公式が書いている対策と、その限界です。セーフティセンターには「24時間365日体制で有人による監視を行っています。」とある一方、よくある質問の「サポートセンターで対応できない報告について」は「次のようなケースには対処いたしかねます。」として「サイト外のやり取りで発生した問題」を挙げています。
見分ける手がかりは、公式自身が出しています。セーフティセンターの「悪質なユーザーの見分け方」には「予定が決まるとすぐにLINEなど他のSNSに移行する」相手が挙がっていて、警察庁も「マッチングアプリ上で知り合った後、早い段階でLINEに誘導された場合は詐欺等を疑ってください!」と呼びかけています。いちばんの見分けどころは、やり取りを急いでサイトの外へ移そうとする相手です。
- サービス名
- ワクワクメール
- 運営会社
- 株式会社ワクワクコミュニケーションズ(会社概要の表記は「運営受託会社」/運営責任者:代表取締役 大林正広/東京都港区六本木7丁目5-11)
- サービス開始
- 2001年3月16日(公式サイト本体のQ&Aのページ)
- 監視体制
- 24時間365日体制の有人監視(セーフティセンター)。行動履歴の解析による自動の利用制限(トップページ)
- 登録の制限
- 1つの電話番号につき登録は1回(トップページ)
- サイト外のトラブル
- 「対処いたしかねます」(よくある質問)
- 通報の手順
- 相手のプロフィールやメール履歴のメニューにある「サポートに通報する」
- 届出番号
- インターネット異性紹介事業 受理番号 96090001000
- 確認日
- 2026年10月10日
公式サイトへ移動します(広告|18禁:18歳未満・高校生は利用できません)
★ワクワクメール公式が書いている安全対策
セーフティセンター・トップページ・よくある質問・公式サイト本体のQ&Aのページから、悪質な利用者への対策に関わる記載を集めました。
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 人による監視 | 「年齢確認書類・プロフィール画像・募集・自己紹介などの投稿に対し、ガイドラインに違反する内容が含まれていないかをチェックしています。」(セーフティセンター) |
| 通報があったとき | 「会員様からの通報に基づき、利用規約に違反するユーザーには警告を行い、改善が見られない場合にはアカウント停止などの対応を実施しています。」(セーフティセンター) |
| システムによる自動の制限 | 「行動履歴の解析をシステムが行い、悪質・不正利用ユーザーと判断された場合に自動で利用制限をかけます。」(トップページ) |
| 登録の制限 | 「1つの電話番号につき登録は一回しかできません。悪質ユーザーは再登録はできません。」(トップページ) |
| 連絡先が見えるまで | 「お互いに年齢確認をされないと特定情報は伏せられます。」(よくある質問) |
| 本人確認 | 「電話番号認証や厳格な年齢認証、セルフィー認証(任意)で本人確認を徹底し、悪質な利用を防いでいます。」(公式サイト本体のQ&Aのページ) |
| 他のサイトへ誘導する業者 | 「伝言板などにLINE IDなどを貼り付け、他のサイトへ誘導するアドレス回収業者を強制退会にしております。」(よくある質問) |
| 警察との関係 | 「警察より情報照会などの依頼がございましたら、全面的に協力させていただきます。」(セーフティセンター) |
読み取れるのは、対策がサイトの中に向いていることです。投稿は人とシステムで見られ、LINEのIDや電話番号、会う日時・場所といった「特定情報」はお互いに年齢確認を済ませるまで伏せられ、他のサイトへ誘導する業者は強制退会になると書かれています。利用規約の第18条も、会員どうしのメールは「電子掲示板は、当該情報のやりとりをする会員同士と弊社の三者が閲覧できる仕様となっております。」としています(同じ条に「但し、弊社として電子掲示板を巡回・監視する義務を負うものではありません。」ともあります)。反対に、LINEなどに移ったあとのやり取りは、運営からは見えない場所です。
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★公式の「悪質なユーザーの見分け方」は4分類。3つでLINEなどSNSの話が出てくる
セーフティセンターの「悪質なユーザーの見分け方」は、「プロフィールやメールの内容に以下のような特徴がある場合、悪質ユーザーの可能性を疑ってください。」として、4つの分類で特徴を挙げています。主なものを抜き出しました。
| 分類(公式の見出し) | 公式が挙げる特徴(抜粋) |
|---|---|
| ぼったくり店への勧誘 | 「当日や翌日など、すぐに飲みにいく約束を取り付ける」「予定が決まるとすぐにLINEなど他のSNSに移行する」 |
| 詐欺行為 | 「プロフィール画像や自己紹介文にLINEなどSNSのIDが書かれている」「仮想通貨などの暗号資産への投資を勧めてくる」「商品や動画の譲渡・販売などを名目に、振り込みや電子マネーでの先払いを要求してくる」 |
| マルチ商法・スカウト | 「マルチ商法や情報商材などの勧誘、その他営業・宣伝を行う」「カットモデルの募集をしたり、モデルや芸能界へのスカウトをほのめかす」 |
| 外国人グループによる個人情報収集・ロマンス詐欺など | 「年収の高いプロフィール設定で、片言の日本語でメールを送ってくる。もしくは一方的にLINE IDなどを送ってくる」「真剣な交際・結婚または利益の高い投資先や副業の紹介をほのめかしてLINEなどのIDを聞いてくる」 |
4つの分類のうち3つで、LINEなどSNSのIDやSNSへの移行が出てきます(本サイトの数え方)。公式は自分を守る方法として「メールやりとりの際、お相手が信頼できるまではSNSなどの連絡先の交換は控え、自宅の住所や勤務先などの詳細な個人情報を教えないようにしましょう。」と書いています。
プロフィールの年収について、公式サイト本体のQ&Aのページは「年収などの自己申告情報については、ユーザー様ご自身で慎重に判断していただく必要がありますが、不審な点があれば通報機能をご利用ください。」としています。また分類の名前に「外国人グループ」とありますが、警察庁の令和7年の統計では、ロマンス詐欺の犯人が名乗った身分(地域)は日本(国内)が3,461件で約6割でした。国籍や日本語のうまさより、行動で見るほうが確かです。
★サイトの外のトラブルは「対処いたしかねます」。連絡先を交換したあとは介入しない
よくある質問の「サポートセンターで対応できない報告について」は「次のようなケースには対処いたしかねます。」として次の6つを挙げ、ブロックリストを使うよう案内しています。
- 約束事で発生した問題
- ★サイト外のやり取りで発生した問題
- やり取りの内容が気に入らない
- 言い争い(誹謗中傷され、言い返した)
- 相手のメールやアプローチがしつこい
- ブロック機能を利用し、やり取りを断つことで解決できる問題
連絡先の交換について、よくある質問の「連絡先を交換したい」は「お互いに年齢確認ができていれば、個人間で連絡先を交換できます。」としたうえで、「直接のやりとりや、連絡先送信後のトラブルには介入ができないため、信頼関係の元で交換してください。」と書いています。利用規約の第9条も、ほかの会員から届く情報が本当かどうかは「会員自らの責任により判断するものとします。」と定めています。
LINEなどに移ったあとに起きたことには、運営は対処しないというのが公式の立場です。一方で同じページは「メッセージ内容から個人情報回収業者と思われる場合のみお知らせください。」とも書いていて、連絡先を集めようとする相手は、サイトの中で報告してほしいとしています。
警察庁の統計から言えること
ワクワクメールについての統計はありません。ここで使うのは、マッチングアプリ全体を含む警察庁の統計です。ワクワクメールで同じことが起きていると示すものではありませんが、どんな相手に気をつければよいかの手がかりになります。
| 項目 | 令和7年(確定値) | 令和8年上半期(暫定値) |
|---|---|---|
| SNS型ロマンス詐欺の認知件数・被害額 | 5,645件・546.4億円 | 2,509件・246.6億円 |
| 最初に接触してきたツールで最も多いもの | マッチングアプリ 1,846件 | マッチングアプリ 753件 |
| 被害にあったときの連絡ツール | LINEが5,294件で全体の9割以上 | LINEが2,344件で全体の9割以上 |
| 犯人が名乗った身分(地域) | 日本(国内)が3,461件で約6割。東アジア・日本(国外)・東南アジアなど海外の地域もある | — |
警察庁の「SNS型ロマンス詐欺」のページは「2人の将来のために、などとあの手この手で投資の勧誘などをし、お金をだまし取るという手口が約8割。」としています。サイトで知り合い、LINEに移ってからお金の話になるという流れは、ワクワクメール公式の見分け方(予定が決まるとすぐLINEへ移る・投資や副業の紹介をほのめかしてIDを聞く)と重なります。
ワクワクメールも、よくある質問の「ロマンス投資詐欺にご注意ください」に「ワクワクメールでも、今年に入り会員様から「投資の相談を受けた」「儲かる話があるから融資してほしい」と誘われたという報告件数が増えてきています。」と書いています。ただしこの案内には掲載日が無く、挙げている国民生活センターの数字(2018年度から2021年度の相談件数)は、同センターが2022年3月3日に公表したものです。「今年」がいつを指すかは、ページからは分かりません。
「業者ばかり」「やばい」は確かめられるか
業者がどのくらいいるのか、通報や強制退会が何件あるのかは、公式の公開ページにも公的な資料にも出ていません。警察庁の統計もサービスの名前は出していません。監視や自動の利用制限は、運営会社自身の説明です。本サイトはワクワクメールを「安全」とも「やばい」とも判定しません。判断の材料は、公式の見分け方と、警察庁の統計が示す流れです。
怪しいと思ったら(通報・ブロック・相談先)
- 通報=よくある質問の「違反報告するには?」は「お相手のプロフィールやメール履歴上部のメニュー(その他)内にございます「サポートに通報する」からご連絡ください。」としています
- ブロック=やり取りを断つときはブロックリストを使います。ワクワクメールのブロックは、相手が連絡しようとしたときに気付く仕組みです(出会い系7社のブロック機能の比較)
- 利用者向けの電話サポートは無い=会社概要に「サービスご利用に関する電話サポートは受け付けておりません。」とあり、問い合わせはメールです
- 警察・公的な相談先=セーフティセンターの「相談・通報する」は、警察相談ダイヤル「#9110」を挙げています。お金をだまし取られた・脅されているなど犯罪の被害にあったおそれがあるときは警察に(緊急のときは110番)。契約や支払いのトラブルは消費者ホットライン「188」で近くの消費生活センターにつながります
7社の通報のしかたと公的な相談窓口は出会い系の業者対策と通報のしかたに、プロフィール写真の保存を防ぐ機能はワクワクメールのスクショは相手にバレる?に、イククルの場合はイククルは業者ばかり?にまとめています。
登録前に確認しておくこと
登録前に確認しておくこと
- 18歳未満(高校生を含む)は利用できない
- 公式は24時間365日の有人監視と、行動履歴の解析による自動の利用制限を明記。ただし業者の数や割合は公表されていない
- ★サイト外のやり取りで起きた問題には、運営は対処しないとよくある質問に明記
- ★予定が決まるとすぐLINEへ移る・投資や副業をほのめかしてIDを聞く・先払いを求める相手は、公式の見分け方に当たる
- 連絡先などの特定情報は、お互いに年齢確認を済ませるまで伏せられる
- 怪しい相手は「サポートに通報する」から報告できる。利用者向けの電話サポートは無い
※2026年10月10日時点で公式サイトと公的機関のページに記載されていた内容です。最新の情報は各ページをご確認ください。
公式サイトへ移動します(広告|18禁:18歳未満・高校生は利用できません)
よくある質問
ワクワクメールは安全ですか? やばいですか?
業者はどうやって見分ければいいですか?
LINEを交換したあとにトラブルになったら、ワクワクメールは対応してくれますか?
プロフィールの年収は信用できますか?
怪しい相手はどこに報告しますか?
出典
本記事の記載はすべて、2026年10月10日に次のページで確認したものです。
- ワクワクメール セーフティセンター 安全のための取り組み/悪質なユーザーの見分け方/相談・通報する
- ワクワクメール トップページ(行動履歴の解析による自動の利用制限・電話番号による認証)
- ワクワクメール 公式サイト本体のQ&Aのページ(よくある質問)(サービス開始・本人確認・自己申告の情報)
- よくある質問 サポートセンターで対応できない報告について/連絡先を交換したい/伏字になるのはなぜですか?/特定情報とは何ですか?/伝言板の内容を確認したい/セルフィー認証済のお相手を探すには?/違反報告するには?/ロマンス投資詐欺にご注意ください
- ワクワクメール 利用規約(第9条 利用に際して/第18条 投稿情報等の削除等)
- ワクワクメール 会社概要/特定商取引法(運営会社・電話サポート)
- 警察庁 令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(確定値)(2026年5月22日。認知件数・被害額・当初接触ツール・被害時の連絡ツール・詐称した身分)
- 警察庁 令和8年上半期における特殊詐欺の認知・検挙状況等について(暫定値)/資料(PDF)
- 警察庁・SOS47 SNS型ロマンス詐欺(LINEへの誘導・投資の勧誘・相談電話)
- 国民生活センター ロマンス投資詐欺が増加しています!(2022年3月3日公表)
- 記載の有無の確認に使ったよくある質問の検索=業者(3件)/詐欺(1件)/警察(0件)